秋田の自殺者、6ヵ月連続前年上回る 県が働き盛り世代の対策強化 2023年4月18日 6:00 2022年の自殺者数が224人と3年ぶりに増加に転じた秋田県は17日、緊急の自殺予防対策推進会議を開いた。直近6カ月は毎月、自殺者数が前年を上回っている厳しい現状が報告され、中小企業の経営者らを対象に、本年度から力を入れる自殺予防に向けた取り組みを確認した。 緊急会議、経営者向け講習に力 県によると、22年10月~23年3月の自殺者数は、各月とも前年より1~17人多く計114人に及び、前年の同期間の78人を大幅に上回った。22年の自殺原因は「健康問題」が最多38・8%。「経済・生活問題」は16・3%だった。職場の人間関係などを含む「勤務問題」は11・1%で21年(4・3%)から3倍近くに増えた。 40、50代の働き盛り世代の自殺増加が顕著なことも踏まえ、県は23年度、経営者や人事担当者がメンタルケアや従業員とのコミュニケーションについて学ぶ機会を設ける。担当者は「働きやすい環境づくりを実践する企業を育て、先行事例を横展開したい」と話す。 秋田大自殺予防総合研究センターや予防に関わる県内の民間団体との連携も強化。相談員向けの研修を開いたり、同大の分析を民間の実践に生かしたりし、効果的な支援を模索する。 県内の自殺者数は03年の559人をピークに減少が続き、21年は186人だった。佐竹敬久知事は相談窓口を幅広い年代に周知するよう指示し「今が一番重要な時期。自殺者が一人でも少なくなるようさまざまな手法で知恵を絞り、全力でやろう」と呼びかけた。 関連リンク ・秋田県の自殺者3年ぶり増加 22年224人 働き盛り世代目立つ ・仙台・泉「竜泉寺の湯」 リニューアルオープンが6月に延期 ・土地相続した途端にダイレクトメールの嵐 業者がなぜ? そのからくりとは ・開業当時は「マンモスビル」 仙台・電力ビル、60年の歩みを振り返る ・「維新の風」東北は不発 山形県議選、唯一の公認候補落選「何をするのか示せず」 関連タグ
いじめや自殺は、私たち人類がいまだに克服できていない深刻な課題です。学校や家庭、職場などあらゆる場面で起こり得るこの問題は、被害者だけでなく周囲の人々、そして社会全体に長く重い影を落とします。残念ながら、「こんなに多いのか」と驚かざるを得ないほど、いじめや自殺の件数は後を絶ちません。それは、人類がまだ十分に成熟していないことの証かもしれません。しかし、ここで立ち止まるのではなく、未来へ向けて「どうすれば減らせるのか」「どうすれば防げるのか」を共に考え続けることが必要です。 「希望への対話」という名称には、絶望を語るのではなく、希望を育む対話を重ねる姿勢が込められています。いじめや孤立に苦しむ人々に寄り添い、小さな声を聞き逃さず、支援の輪を広げていく。その積み重ねが社会の風土を変え、誰もが安心して生きられる未来をつくる力になるのです。副題「―いじめと自殺の連鎖を断ち切るために―」は、決して他人事ではなく、私たち一人ひとりが関わり、共に連鎖を止める担い手であることを示しています。この問題を直視し、語り合うことが、人類がより優しい存在へと成長する第一歩なのです。
2023年4月18日火曜日
秋田の自殺者、6ヵ月連続前年上回る 県が働き盛り世代の対策強化
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