中学生自殺 再調査で一転「いじめあった」 市教委の問題点も指摘 名古屋市
中学生自殺 再調査で一転「いじめあった」 市教委の問題点も指摘 名古屋市
屈託のない笑顔で写真に写る少女。
愛知・名古屋市の中学1年・斎藤華子さん(当時13)。
3年前、自ら命を絶った。
市の第3者委員会は当初、いじめは認められないと判断していた。
しかし、遺族が市長に要望し、別の外部有識者が再調査。
7月30日に公表された報告書で、一転、「いじめはあった」と結論づけた。
報告書によると、華子さんが部活動の練習中に、ほかの部員から無視されたことなどが、いじめにあたると認定。
いじめに加え、部活動の練習の疲れや合宿への不安などが重なって、自殺に至った可能性が高いと結論づけた。
華子さんの父親・斎藤信太郎さんは、「娘が亡くなって、3年半かかってしまった。それまで非常に苦しくて、すべての事実が明らかになったとは言えませんけれども、娘もきっと喜んでいるかと思っています」と話した。
報告書では、「重大事態と認めることをためらった」と、教育委員会の問題点も指摘されている。
3日に行われた会見で、名古屋市教育委員会は「ためらったというか、いま思えば、ご遺族の訴えがあった時点で、もっと早く“重大事態”としておくべき、調査自体も第3者委員会の方で行っていくべきだった」と述べた。
当時の対応のまずさを認め、いじめがあったとの認識を示した。
その一方で、遺族への謝罪については、後日、市長と教育長が訪ねて直接行う予定だとして、お悔やみを述べるにとどめている。
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