「自殺のため牛刀買った」 容疑者悲観か、小田急刺傷
「自殺のため牛刀買った」 容疑者悲観か、小田急刺傷
東京都世田谷区の小田急線電車内の刺傷事件で、殺人未遂容疑で逮捕された川崎市の職業不詳、対馬悠介容疑者(36)が、凶器とみられる牛刀を「約2年前、自殺するために買った」と供述していることが11日、捜査関係者への取材で分かった。
捜査関係者によると、牛刀はインターネット通販で購入し「自殺は痛そうだからやめた」と説明。「周りに軽く扱われ、笑いものにされてきた」とも話しており、警視庁成城署特別捜査本部は人生を悲観して自暴自棄になり、事件につながった可能性もあるとみている。
また「数カ月前から生活保護を受けている」と話し、事件直前に新宿区の食料品店で万引きをしたとして110番されたことについて「余計な金を使いたくなかった」と供述。万引きを繰り返していたとされ、経済的な困窮も事件の背景にあったとみられる。
対馬容疑者は都立高から中央大理工学部に進学したが中退。人材派遣会社に登録し、コンビニやパン工場などで働いたが、いずれも長続きせず「人間関係が嫌になり辞めてしまった」と話しているという。
事件は6日午後8時半ごろ発生。車内の女子大学生(20)ら男女10人が対馬容疑者とみられる男に切り付けられたり殴られたりしてけがをした。女子大学生は重傷で、対馬容疑者は「勝ち組っぽく見えたから殺そうと思った」と供述。車内には柄が壊れた牛刀などが残されていた。〔共同〕
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