県立高校生徒の自殺で部活動顧問を懲戒免職
県立高校生徒の自殺で部活動顧問を懲戒免職
QAB琉球朝日放送
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いじめや自殺は、私たち人類がいまだに克服できていない深刻な課題です。学校や家庭、職場などあらゆる場面で起こり得るこの問題は、被害者だけでなく周囲の人々、そして社会全体に長く重い影を落とします。残念ながら、「こんなに多いのか」と驚かざるを得ないほど、いじめや自殺の件数は後を絶ちません。それは、人類がまだ十分に成熟していないことの証かもしれません。しかし、ここで立ち止まるのではなく、未来へ向けて「どうすれば減らせるのか」「どうすれば防げるのか」を共に考え続けることが必要です。 「希望への対話」という名称には、絶望を語るのではなく、希望を育む対話を重ねる姿勢が込められています。いじめや孤立に苦しむ人々に寄り添い、小さな声を聞き逃さず、支援の輪を広げていく。その積み重ねが社会の風土を変え、誰もが安心して生きられる未来をつくる力になるのです。副題「―いじめと自殺の連鎖を断ち切るために―」は、決して他人事ではなく、私たち一人ひとりが関わり、共に連鎖を止める担い手であることを示しています。この問題を直視し、語り合うことが、人類がより優しい存在へと成長する第一歩なのです。
2021年1月、県立高校に通う男子生徒が部活動の顧問の教諭から繰り返ししっ責を受け自殺した問題で県教育委員会は、この教諭を29日付で懲戒免職としました。懲戒免職処分を受けたのは、県立高校の49歳の男性教諭です。 県教育委員会によりますと、男性教諭が、2020年、部活のキャプテンとなった男子生徒に対して「キャプテンをやめろ」などと精神的負担をかける言葉で繰り返ししっ責したほか、他の部員のミスも「キャプテンの責任」としてしっ責するなど、男子生徒に特に厳しく当たった結果、生徒は2021年1月に自殺したということです。 男性教諭は、聞き取りに対し、「言っていない言葉もあるし、発言した言葉でも趣旨が違う」と話しているということです。 処分理由について、県教育委員会は、教諭の不適切な指導が継続的に繰り返されたことが地方公務員法の「全体の奉仕者たるにふさわしくない非行」に該当するとしています。 金城弘昌教育長は、「このような痛ましい事案が二度と繰り返されないよう教員の人権意識の高揚を図り再発防止に努めてまいります」とコメントを出しました。
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