いじめや自殺は、私たち人類がいまだに克服できていない深刻な課題です。学校や家庭、職場などあらゆる場面で起こり得るこの問題は、被害者だけでなく周囲の人々、そして社会全体に長く重い影を落とします。残念ながら、「こんなに多いのか」と驚かざるを得ないほど、いじめや自殺の件数は後を絶ちません。それは、人類がまだ十分に成熟していないことの証かもしれません。しかし、ここで立ち止まるのではなく、未来へ向けて「どうすれば減らせるのか」「どうすれば防げるのか」を共に考え続けることが必要です。 「希望への対話」という名称には、絶望を語るのではなく、希望を育む対話を重ねる姿勢が込められています。いじめや孤立に苦しむ人々に寄り添い、小さな声を聞き逃さず、支援の輪を広げていく。その積み重ねが社会の風土を変え、誰もが安心して生きられる未来をつくる力になるのです。副題「―いじめと自殺の連鎖を断ち切るために―」は、決して他人事ではなく、私たち一人ひとりが関わり、共に連鎖を止める担い手であることを示しています。この問題を直視し、語り合うことが、人類がより優しい存在へと成長する第一歩なのです。
2023年3月20日月曜日
山形自殺対策
山形 NEWS WEB山形放送局
山形の深掘り記事
自殺対策強化月間 山形県が悩みごと相談電話の周知などを強化
03月20日 06時33分
今月は「自殺対策強化月間」です。
県は自殺を防ぐため、悩みごとなどを相談できる電話番号などの啓発を強化しています。
厚生労働省は、毎年3月を「自殺対策強化月間」としていて、全国各地で自殺を防ぐためのさまざまな啓発活動が行われています。
厚生労働省によりますと、去年1年間に県内で自殺した人は174人で、前の年より38人少なくなっていて、人口10万人あたりの自殺者数は全国で37番目となっています。
県は、悩みごとなどの相談に応じるため「心の健康相談ダイヤル」を通年で開設していて、平日の午前9時から正午までと、午後1時から午後5時まで受け付けています。
電話番号は023(631)7060です。
このほか、県内ではさまざまな機関が相談を受け付けていて、「山形いのちの電話」は電話番号が023(645)4343、午後1時から午後10時まで年中無休で、最寄りの保健所では平日の午前8時半から午後5時15分まで相談を受け付けています。
県はこうした電話番号などをより多くの人に知ってもらおうと、自殺対策強化月間にあわせてポケットティッシュやチラシを県内の図書館や温泉施設、大学などに置いて、啓発に力を入れています。
また、無料通信アプリ「LINE」を活用した相談も受け付けていて、県は「電話やLINEなど相談の間口を広げているので気軽に利用してほしい」と呼びかけています。
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